今回の「全国神社お参り旅」では、名古屋市熱田区の熱田神宮を参拝いたします。
熱田神宮は、名古屋駅から名鉄で2駅というアクセスの良さもあって、いつも多くの参拝者で賑わいます。私も何度か参拝していますが、直近では2015年の夏、名古屋場所観戦と合わせてお参りさせていただきました。
御祭神は熱田大神で、草薙の剣と深くかかわりがあります。源頼朝の母親は熱田大宮司の娘で、頼朝も深く信仰していたそうですし、織田信長は桶狭間の合戦前に戦勝祈願をしたと言われており、歴史の長さを物語っています。
本殿の裏手は「こころの小径(こみち)」と呼ばれ、散策することが出来ますが、厳かな神域のため写真撮影はご法度。森に囲まれた静かな小径を歩きながら、頼朝や信長も参拝した歴史に思いをはせたいものですね。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞