今回の「全国神社お参り旅」では、青森県八戸市の蕪島神社を参拝いたします。
岩手県北部の久慈市から太平洋を北上し、風光明媚な八戸市の種差海岸の最北端に位置するのが蕪島(かぶしま)。今は陸続きになっていますが、もともと離島だったのを戦前に旧日本陸軍が埋め立てたそうです。
島の入り口に赤い大鳥居があり、石段を上っていくと蕪島神社の社殿があります。創建は永仁4年(1296)で、江戸時代には南部藩が厚く保護していたといいます。御祭神として弁財天が祀られています。
蕪島といえば「ウミネコ」で、繁殖地として国の天然記念物に指定されているほど。3月から飛来し始め、繁殖のピークである5月頃には島全体をウミネコたちが覆い尽くしてしまいます。この季節に足を運びたいものですね。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
VISITはちのへの蕪島神社紹介ページ
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