今回の「全国神社お参り旅」では、宮崎県高千穂町の高千穂神社を参拝いたします。
高千穂町は神話のふるさとと言われ、神話に登場する場所とされる史跡が点在し、多くの観光客が歴史ロマンを堪能しています。全国神社お参り旅でも以前、天岩戸神社を紹介いたしましたが、高千穂神社は高千穂峡の近くにあります。
御祭神は高千穂皇神(たかちほすめがみ)として総称される瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花開耶姫命(このはなさくやひめ)など複数の神です。また、神武天皇の兄神が荒ぶる鬼を退治したという話も伝わっています。
境内には、源頼朝の家臣が植えたという夫婦杉があり、神前で結婚式を挙げた新郎新婦が杉の周りを3回回ると、縁結び、家内安全、子孫繁栄の願いがかなうそうです。神話の里での結婚式は、一生の思い出になるでしょうね。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞