大河ドラマ「麒麟がくる」は、戦国時代最大の事件とされる本能寺の変を起こした明智光秀にスポットをあてた物語です。光秀の生涯は謎に満ちた部分が多い一方で、様々な地域に足跡を残しており、ゆかりの地では「麒麟がくる」効果に期待した観光PRをしていました。
大河ドラマによる誘客は今も絶大とされ、光秀出生の地である美濃の岐阜市、可児市、恵那市、信長の家臣として統治した滋賀県大津市（坂本）、京都府福知山市、亀岡市などは、このチャンスを逃さないよう観光戦略を立て、実行してきたのです。
ところが、降ってわいたような新型コロナウイルス大流行により、観光客数が激減しました。直接見聞きしたわけではありませんが、当然これらの都市も影響を受けているでしょう。観光戦略には、それなりの費用をかけているわけですから、かなりの打撃を懸念しています。
私自身、２月に岐阜県を訪れ、そのほかの都市も旅行計画を立てています。終息すれば、必ず来訪するつもりですが、今の状況では全くの白紙と言わざるを得ません。「旅道楽」を公言している私としては、非常に歯がゆい思いが続いています。
せめて、ドラマが盛り上がってくれることに期待したいと思います。 マイケルオズ
