東京都の西部・多摩地方は、幕末の京都で治安維持に努めた「新選組」の主力メンバーが生まれ育った場所です。幕末のドラマでも人気が高い新選組ですが、多摩の人々はその存在や近藤勇局長ら人物にひかれ、誇りに思っています。
とくに日野市は、近藤勇を支えた副長の土方歳三、側近だった井上源三郎、支援者だった佐藤彦五郎といった著名人を輩出しており、都市近郊の住宅地でありながら、その足跡は市内の随所に残っています。
2004年の大河ドラマ「新選組!」放送時、日野市を旅行に訪れ、土方歳三、井上源三郎の資料館を見学しました。子孫の方が運営されている私設資料館で、二人にゆかりの品だけでなく、子孫の方から直接お話を伺うことができました。
新選組は、明治初期の頃には逆賊の汚名をきせられていましたが、佐幕に徹した一途な生きざまが今の世には受け入れられ、多くの人の心をつかんでいるのだと思います。小説や映画、ドラマの題材として数多くの作品も残されています。
私も大河ドラマをきっかけに新選組に関心を持ち、かなり知識も豊富になりました。姉妹ブログ「歴史・人物伝」では、新選組の企画コラムも書かせていただいていますので、よかったらご覧ください。
歴史・人物伝~新選組上洛編①~⑥「京までの道のりと京での浪士組」
★日野市の市立「新選組のふるさと歴史館」のサイトです
★宣伝です!私の著書が発刊されました。よかったら読んでみてください