旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

「全国神社お参り旅」照国神社~鹿児島県鹿児島市

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島津斉彬公の像

今回の「全国神社お参り旅」では、鹿児島県鹿児島市照国神社を参拝いたします。

鹿児島には、江戸時代の雄藩・薩摩藩があり、幕末維新から明治にかけて活躍した西郷隆盛大久保利通など多くの偉人を輩出しました。そんな鹿児島市内の歴史散策をしている時、照国神社の境内に入ると、ホッと一息入れられる感じがします。

照国神社は、幕末の薩摩藩で名君と慕われた島津斉彬が死去して間もなく、その遺徳を称える目的で創建されました。御祭神はもちろん斉彬公で、照国大明神として鹿児島市民の崇敬を集めています。

島津家は鎌倉時代から続く名門で、戦国や江戸時代に数々の名君が出ていますが、その中でも斉彬公は飛び抜けた存在でした。薫陶を受けた西郷隆盛をはじめとする人材の育成、西洋文化の積極的な導入など、その先見性には驚かされます。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

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