今はなき北海道方面行の寝台特急北斗星。ブルートレインの中でも非常に人気があり、寝台券は乗車日1カ月前の販売開始と同時に売り切れも珍しくありませんでした。一度はどうしても乗りたいと思い、2006年3月30日乗車に向け、綿密な計画を立てたのです。
切符を購入するためには、駅のみどりの窓口に出向かなければなりません。寝台券は午前10時販売開始なので、その時間に窓口でマルス打ちをしてもらう必要があります。先客がいたら、その時点でアウトという際どい芸当にもなります。
一つ策を練りました。窓口を訪れるのを3月1日にしたのです。これは2月が28日しかないことを踏まえ、この日3月29日~4月1日の4日分販売されるため、プラチナチケットでもある「A寝台ロイヤル個室」を取れる確率が高くなるためです。
先客はなく、それならロイヤルを狙ってみようと、窓口に依頼しました。そして2、3分後、念願のロイヤルを入手することができました。その日の午後、すぐにびゅうプラザで車内食のルームサービス券を購入し、旅に備えることにしました。
当日の北斗星乗車のようすは次回のブログで紹介します。