念願の北斗星A寝台ロイヤル個室に乗車する日がやってきました。これまでも多くのひとり旅を経験してきましたが、この時ほど旅行が待ち遠しかったことはありません。それだけに、上野駅に北斗星が入線してきた時には感慨深げになりました。
ロイヤルは、室内にダブルベッドとチェアー、テーブル、それにトイレとシャワールームがあり、ホテルのシングルルーム並みです。北斗星には客室乗務員がおり、発車早々にウエルカムドリンクを持ってきてくれました。
ウエルカムドリンクには小樽ワインのハーフボトル、ウイスキーのミニボトルがあり、夕食の和食御膳にはビールをセット、さらにグランシャリオ(レストランカー)のパブタイムでワインと、調子に乗ってグイグイと飲みまくってしまいました(笑)。
酒を飲みながら車窓を眺めると、暗闇の中で見える夜景がいつもの旅以上にきれいに見えました。が、それもだんだんと酔いが回ってきて、いつもの飲み歩き通り、最後はベッドになだれ込んでそのままぐっすり。
寝ている間に青函トンネルも通過し、気がついた時は外が明るくなっており、函館駅に到着していました。あっけない北海道入りとなったのです(笑)。