旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

小刻みに乗車路線を伸ばして(山陰本線編その3)

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今は廃止となった寝台特急出雲号(2006年)

 山陰本線は4府県にまたがる長大路線のため、一度に乗り通すことはできません。2001年までの10年間、各地を旅行する間に少しずつ乗車路線を伸ばしていきましたが、それでも乗り残した部分が点在する格好になってしまいました。

 1993年には寝台特急出雲号で山陰入りしたのですが、当時は山陰本線内で夜間工事が行われており、列車は山陽本線伯備線経由となってしまいました。結局、伯備線との分岐となる伯耆大山出雲市しか乗車路線を稼げませんでした。

 1995年は北近畿へのひとり旅で、和田山鳥取と綾部-京都を乗車。2001年には中国路の鉄道乗り歩き旅で、出雲市-江津、米子(伯耆大山)-鳥取を乗り、同年暮れに舞鶴を訪れた際に福知山-綾部を乗りました。

 そして、2006年には出雲号が廃止される直前に乗ることができ、今度は正真正銘、山陰本線出雲市まで向かうことができました。これにより、未乗車区間は島根、山口県内に残されるのみとなったのです。