山陰本線に初めて乗り入れたのは1992年11月の中国路への旅行でした。津和野を散策したあと、山口線で益田に行き、益田-東萩を乗ったのが最初。益田駅の構内アナウンス「ますだ~」が訛って聞こえたのが印象的でした。
日本海に沿ったのどかなローカル線っぽい区間で、当時はひとり旅2回目だったため、海を眺める車窓を楽しんだ初めての経験でした。翌日には長門市から仙崎までの1駅だけ乗り入れている支線にも乗車しました。
当時「山口・秋芳洞ミニ周遊券」という切符があり、この時の旅行で有効に活用できたのです。そのため、当初長門市から美祢線を使う予定だったのを、遠回りではありましたが下関まで特急いそかぜ号に乗ることにしました。
夕方にさしかかっていた時間帯のうえ、旅の疲労も重なっていたためか、車窓からの景色はほとんど覚えていませんが、この区間も日本海沿いを走るローカル線なのでチャンスがあればもう一度乗ってみたいと思っています。