2009年に久々の萩方面への旅行を計画しました。都合がよかった九州方面行きの寝台特急が廃止された後だったため、空路で萩・石見空港に到着。空港バスで萩市に移動し、そのまま観光をスタートさせました。
この旅では山陰本線を使う必要がなかったわけですが、山陰本線完乗を目標とする私としては、東萩-長門市の未乗車区間をクリアしなければなりません。そこで観光時間を繰り上げて、夕方の時間帯にこの区間を往復することにしました。
萩の市街地を抜けると車窓には日本海が広がる絶景が姿を現します。普通列車にもかかわらずビューポイントで徐行したため、「ずいぶんサービスがいいなあ」と思いましたが、実は擁壁工時のための徐行だったことが分かり、つい笑ってしまいました。
観光名所の多い萩の観光時間を割いてまで、1時間20分かけて往復したミニ列車旅はしっかりと思い出に刻まれました。残る未乗車区間は島根県内の江津-益田間。近いうちに乗り通し、30年近くかかった大目標を達成したいと思っています。