旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

「全国神社お参り旅」北海道神宮~北海道札幌市中央区

今回の「全国神社お参り旅」では、北海道札幌市中央区北海道神宮を参拝いたします。

北海道神宮のある丸山公園の近くには、1972年の札幌冬季オリンピックで、日本のジャンプが金、銀、銅を独占した大倉山ジャンプ台があります。大倉山の華やかな施設とは対照的に、神宮境内は静けさと荘厳さに包まれています。

明治の北海道開拓に合わせて創建され、御祭神に開拓三神(大国魂神・大那牟遅神少彦名神)を祀り、昭和39年に明治天皇が増祀されたことで、格式が高い神宮の名を拝するようになりました。

私が訪れたのは3月末で、北海道はまだ冬の真っ只中。広い境内に寒風が吹き、おびただしいカラスの群れがいたため、落ち着いて参拝できなかった思い出があります。季節を変えて改めて参拝すれば、また印象も変わってくるでしょうね。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.hokkaidojingu.or.jp

※当面、全国神社お参り旅を連載してまいります

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参拝のあと、幸運をつかみ取ろう~宮崎県日南市鵜戸神宮

このブログの「全国神社お参り旅」でご紹介した宮崎県日南市の鵜戸神宮。ダイナミックな日南海岸の真っただ中にある神社で、御祭神にちなみ、縁結び、育児、安産、それに海上安全にご利益があります。

mykeloz-hitoritabi.hatenablog.com

お参りという目的は当然ですが、それとともに風光明媚な絶景を楽しめるのも鵜戸神宮の魅力といえます。奇岩連なるダイナミックな景観とその先にある日向灘の大海原を見ていると、気持ちもスッキリし、リフレッシュ効果抜群です。

岩礁の中に、注連縄が乗ったくぼみのある岩がまぎれています。亀の形に似ていることから「亀岩」と呼ばれており、くぼみは背中にあたる部分にあります。粘土を丸めた運玉を投げ、くぼみの中に納まると願い事がかなうといいます。

私も運試しに投げてみたのですが、男性は左手(利き手と逆)で投げるため、これがなかなか難しい・・・でも、1つの運玉が手前の岩に当たって跳ね、まるでチップインのようにくぼみに納まったのです。これもラッキーということでしょうか(笑)

参拝は神頼みですが、運玉投げは自ら幸運をつかみ取ること。もちろん、外れたからといって神様が見捨てるわけはありませんので、安心してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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 私の経験をもとにアドバイスいたします。ぜひ読んでみてください!

 

 

特別告知 体験談エッセイ「酔いどれ男のさま酔い飲み歩記」掲載のお知らせ

noteの告知をさせていただきます。

体験談エッセイ「酔いどれ男のさま酔い飲み歩記」のnoteでの掲載を始めました。

note.com

このエッセイは、大阪、東京などはじめ、過去の旅行や道楽で飲み歩いた足跡をまとめたもので、当面は毎週1回ペースでの掲載を予定しています。

第1回は「名酒場の洗礼を浴びた大阪初飲み」のタイトルで、生ビール1杯100円の店や、太田和彦さん、吉田類さん絶賛の名酒場「明治屋」の暖簾をくぐった話などを書きました。

ライターのお仕事として書いていますので、noteの有料記事(1記事100円)として公開させていただいています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
※追記 10日より無料公開といたしました。

★なお、宣伝で恐縮ですが、私の著書の方も読んでいただければ、とても嬉しいです!

 

どこまでも続く原野の中の道路~北海道宗谷地方

北海道は、東北6県以上の面積がある広大な大地ですが、幹線以外は公共交通機関が少ないため、旅行中の移動手段として重宝するのがレンタカーです。その楽しさは、ドライブをしながら観光地を巡れるというばかりではありません。

宗谷地方の日本海側は、最も北海道らしい風景を見せてくれます。2007年にドライブ旅行をした時には、稚内市ノシャップ岬から南へ約60キロ走りましたが、どこまでも続く原野に驚かされました。

この区間には、民家はおろか、道路や標識以外に人口構造物が見当たりません。悪く言えば単調な道がずっと続いているのです。住宅が立ち並ぶ狭い道や曲がりくねった山道を走り慣れている者にとっては、まるで外国の道路のように思えてきます。

油断すると居眠りをしてしまいそうな道路ですが、天気が良ければ日本海の向こうに利尻富士雄大な姿を眺めることができますし、ごく時々現れる小さな湿原もドライブにメリハリを与えてくれます。

この道路は日本海沿いに留萌市、さらには札幌市まで続いています。留萌と幌延の間には、かつて羽幌線という鉄道が走っていました。この区間、まだ訪れたことがありませんので、いつかドライブをしてみたいと思っています。

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「新選組」のふるさとに今も根付く多摩の誇り~東京都日野市

東京都の西部・多摩地方は、幕末の京都で治安維持に努めた新選組の主力メンバーが生まれ育った場所です。幕末のドラマでも人気が高い新選組ですが、多摩の人々はその存在や近藤勇局長ら人物にひかれ、誇りに思っています。

とくに日野市は、近藤勇を支えた副長の土方歳三、側近だった井上源三郎、支援者だった佐藤彦五郎といった著名人を輩出しており、都市近郊の住宅地でありながら、その足跡は市内の随所に残っています。

2004年の大河ドラマ新選組!」放送時、日野市を旅行に訪れ、土方歳三井上源三郎の資料館を見学しました。子孫の方が運営されている私設資料館で、二人にゆかりの品だけでなく、子孫の方から直接お話を伺うことができました。

www.hijikata-toshizo.jp

genzaburou.com

新選組は、明治初期の頃には逆賊の汚名をきせられていましたが、佐幕に徹した一途な生きざまが今の世には受け入れられ、多くの人の心をつかんでいるのだと思います。小説や映画、ドラマの題材として数多くの作品も残されています。

私も大河ドラマをきっかけに新選組に関心を持ち、かなり知識も豊富になりました。姉妹ブログ「歴史・人物伝」では、新選組の企画コラムも書かせていただいていますので、よかったらご覧ください。

歴史・人物伝~新選組編①~⑥「近藤勇と試衛館の同志たち」

歴史・人物伝~新選組編⑦~⑫「近藤勇と試衛館の同志たち」

歴史・人物伝~新選組上洛編①~⑥「京までの道のりと京での浪士組」

 

★日野市の市立「新選組のふるさと歴史館」のサイトです

www.shinsenr.jp

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遊歩道のその先に広がる緑のじゅうたん~青森県八戸市種差海岸

青森県八戸市の太平洋側にある景勝地「種差海岸」には、海成段丘の広大な場所に天然芝が広がるエリアがあります。天気が良ければ、青空と海の青さにまばゆいくらいの芝の緑が映え、圧巻の光景を見せてくれます。

私が八戸市を訪れたのは2011年8月。東日本大震災から約半年がたった時でした。震災被災地を訪れたいと思いつつ、壊滅的な被害があった三陸海岸には行かれそうになかったので、それより北にある八戸市を旅行したのです。

種差海岸にある葦毛岬をスタートし、南へと遊歩道を歩きました。白い砂浜が広がる大須賀海岸、海水浴場の白浜海岸、さらに淀の松原へと続いていく徒歩約2時間の行程。真夏でしんどかったですが、景観は十分楽しめました。

そして、種差海岸天然芝生地エリアに突入すると、広大な芝生が目に飛び込み、思わず「素晴らしい」と口にしたほど。このまま、ゴロリと寝転がって一休みしたくなる、そんな気分爽快な景観に身を置くことができたのです。

散策後、市内で地元の方に震災の話を聞きましたが、その方は「大須賀や白浜海岸の砂が、津波でかなり流されてしまった。本当はもっと広々していたんだ」と残念そうに話していました。改めて、災害の恐ろしさを痛感した瞬間でもありました。

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安倍元首相狙撃事件の現場「大和西大寺」のこと

7月8日昼前、安倍元首相が街頭演説中に狙撃され、死亡するという暗殺事件が起きました。ニュースで一報を聞いて以降、気持ちが落ち着きません。いつものような旅のブログを書く心境になれないため、本日はいつもと違ったコラムを書きます。

まずは、安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。

事件が発生した奈良県大和西大寺駅には、2016年2月に訪れていました。世界遺産史跡「平城宮跡」を見学した後、10分ほど歩いて駅に向かったのです。昼時だったので、駅構内の飲食店で軽く一杯飲んでから近鉄線で大阪に行きました。

正直言って、大和西大寺駅周辺の印象はほとんど残っていません。ごく平凡な地方都市の中心地くらいの感覚でした。ただ、中心市街地から歩いて行けるところに世界遺産があるというのは、さすがに奈良らしいなと感じました。

当時の行程をたどってみると、事件のあった北口ロータリーも歩いていることになります。当時のことは思い出せませんが、事件によって私の記憶に「大和西大寺」がはっきりと刻み込まれました。こんな形では不本意なのですが・・・

平城宮跡は素晴らしい史跡でした。いつか機会があれば、ブログでご紹介したいと思っています。

 

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