今回の「全国神社お参り旅」では、北海道札幌市中央区の北海道神宮を参拝いたします。
北海道神宮のある丸山公園の近くには、1972年の札幌冬季オリンピックで、日本のジャンプが金、銀、銅を独占した大倉山ジャンプ台があります。大倉山の華やかな施設とは対照的に、神宮境内は静けさと荘厳さに包まれています。
明治の北海道開拓に合わせて創建され、御祭神に開拓三神(大国魂神・大那牟遅神・少彦名神)を祀り、昭和39年に明治天皇が増祀されたことで、格式が高い神宮の名を拝するようになりました。
私が訪れたのは3月末で、北海道はまだ冬の真っ只中。広い境内に寒風が吹き、おびただしいカラスの群れがいたため、落ち着いて参拝できなかった思い出があります。季節を変えて改めて参拝すれば、また印象も変わってくるでしょうね。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
※当面、全国神社お参り旅を連載してまいります
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