大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の4月24日放送で、木曽義仲の最期のシーンが描かれました。ドラマでは、義に厚いピュアな義仲像が描かれており、さすがは三谷幸喜脚本だと感心させられ、長野県民として嬉しかったです。
その木曽義仲が、平家打倒の兵を挙げた地とされる上田市丸子(旧丸子町)を訪ねました。場所は丸子の中心街から少し東側にある、塩田平に近接したところで、「木曽義仲挙兵の地」の巨大な案内票が目印になります。
案内票から歩いて15分くらいの山腹に、義仲が居を構えたとされる高台があり、いくつもののぼり旗が風に揺られてはためいていました。塩田平や上田市街地を見下ろす地に立って、義仲は何を思っていたのでしょうか?
その近くの岩谷観音堂には、義仲が馬をつないだとの伝説がある「義仲桜」(しだれ桜)があり、満開から散り始めという見頃でした。県歌「信濃の国」にも歌われる長野県の偉人の足跡を訪ね歩くのは、とても興味深く楽しいものです。
なお、この日は義仲史跡巡りに合わせ、隣の旧武石村にある「余里の一里花桃の里」も散策しました。満開のハナモモがずらりと咲き並び、見事な景観でした。