今回の「全国神社お参り旅」では、京都府宇治市の宇治上神社を参拝いたします。
宇治市といえば世界文化遺産「平等院」が最も有名で、藤原道長・頼通親子ゆかりの寺院として大河ドラマ「光る君へ」で再び脚光を浴びています。そんな宇治市にはもう一つの世界文化遺産として宇治上神社があります。
宇治上神社の創建は仁徳天皇の御代とされ、天皇が皇位を譲り合った兄の菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)を弔ったのが始まりといいます。御祭神には菟道稚郎子命、仁徳天皇と二人の父親の応神天皇が祀られています。
宇治上神社と近接する宇治神社は、かつては一つの神社で明治以降に分離したそうです。ウサギともゆかりが深く、授与品のウサギのお守りのほか、ウサギの形をしたおみくじもありますので、運試しをしてみてはいかがでしょうか?
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
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全国神社お参り旅のコラムが、旅ガイドに再編集して掲載中!