今回の「全国神社お参り旅」では、奈良県桜井市の國津神社を参拝いたします。
桜井市は、大神神社をはじめとした神社や古墳があちこちに点在する古代ロマンあふれる土地です。國津神社は三輪山の麓の芝集落にある小さな神社で、山之辺の道からも外れているため観光で訪れる人は少ないと思われます。
由緒ははっきりとわかりませんが、古来より「地主の森」と言われていたそうで、御祭神として天照大御神の御子である正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊 (まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)ら5柱を祀っています。
國津神社からJR桜井線をはさんだ西側には「箸墓古墳」があります。ここは孝霊天皇皇女の墓所として宮内庁が厳重に管理していますが、一説には邪馬台国の卑弥呼の墓ではないかとされ、古代ロマンや神秘性にあふれる場所です。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
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全国神社お参り旅のコラムが、旅ガイドに再編集して掲載中!