今回の「全国神社お参り旅」では、静岡県三島市の三嶋大社を参拝いたします。
三島駅から徒歩15分の場所にある三嶋大社は、源頼朝が源氏再興を祈願したとされ、武家社会をはじめ多くの人たちが信仰してきた神社です。市街地にありながら静けさのある境内ですが、桜が満開となる春は華やいだ雰囲気に包まれます。
祭神は、大山祇命(おおやまつみのみこと)と事代主神(ことしろぬしのかみ)で、2神を総称して三嶋大明神と言われています。山の神である大山祇命と商工業の神である事代主神なので、様々な職域の方が祈願に訪れています。
私が参拝したのは20年以上前になりますが、当時三島に住んでいた友人を訪ね、一緒に神社を訪れました。「全国神社お参り旅」で三嶋大社を紹介させていただくことで、楽しかった当時の思い出がよみがえってきました(笑)
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞