今回の「全国神社お参り旅」では、長野県下諏訪町の諏訪大社下社秋宮を参拝いたします。
諏訪大社は上社と下社に分かれており、さらに上社には本宮と前宮、下社には秋宮と春宮がそれぞれあります。下社秋宮は下諏訪駅から徒歩10分ほどで、八幡坂という坂道を上ったところに広々とした境内を持つ神社です。
諏訪大社の御祭神は、上社が建御名方神 (たけみなかたのかみ)、下社が八坂刀売神 (やさかとめのかみ)とされ、諏訪湖が結氷した後に見られる「御渡り」は、上社の男神が下社の女神の元に通われた跡とされています。
諏訪大社最大の祭りが「御柱祭」で、2022年が祭りの年にあたります。新型コロナウイルス感染予防のため、祭りに関わる諸行事も大幅に縮小されていますが、諏訪に住む者として、本祭りはぜひ賑やかに楽しく出来たらいいなと願っています。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞