旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

宿泊先探しに四苦八苦 1993年秋

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出雲大社近くで宿泊した旅館(1993年)

 旅行では、日帰りでない限り宿泊がつきものです。宿泊先を確保することは私にとって非常に重要な事前準備となります。もちろん、現地に着いてから宿を探すのも旅の一興かもしれませんが、限られた旅程の中では冒険というか賭けのようなもので、慎重派でプランをガッチリと組むタイプの私には出来ません(苦笑)。

 宿泊先確保もずいぶんと様変わりしました。今ではじゃらんをはじめ、楽天など複数のサイトを使ってインターネット上で容易にホテルや旅館が取れ、宿泊先探しに苦労することはなくなりました。思えば、ひとり旅を始めたころの1990年代は、旅行代理店を通すか、直接ホテル等に予約するしか方法がありませんでした。

 ひとり旅の場合、旅館しかないような温泉地などではかなり苦労しました。直接連絡しても、一人ではまず受けてもらえないからです。1993年秋に山陰路の旅を計画した時も「お一人様お断り」の壁に阻まれ、思い通りのプランが組めませんでした。この時は、旅行代理店を通して出雲大社近くの旅館をどうにか確保することができました。

 最近では、「お一人様お断り」の旅館は数少なくなってきたように聞いています。積極的に一人客を取っている旅館も出てきたほどで、ひとり旅をする者にはありがたいことです。一方で、外国人観光客の増加により、東京や大阪など大都市で週末にホテルが取れないという現象も起きており、違った意味で宿泊先探しに四苦八苦するようになっています。