ひとり旅は道楽なので、ほぼ年がら年中旅行のことを考えていますが、数多くのひとり旅を振り返ると、最も旅行をした回数が少ないのは8月です。これには幾つかの理由があります。
まず季節要因です。言うまでもなく真夏の真っ最中であり、今ほどの酷暑でなくても暑さの中で旅行をするのは体力的にかなり厳しいものがありました。ましてや昨今のように「命にかかわる暑さ」などと言われれば、出かけたくなくなるのも当然です。
もうひとつは社会的要因です。8月は夏休みの時期なので、観光地も行楽客で賑わいます。それに伴ってホテルの宿泊費が通常より割高になったり、列車や航空機の予約も取りにくくなります。むろん、お盆の時期は論外と言ってもいいでしょう。
ただ、写真で紹介した山梨県北杜市明野のひまわり畑のように、真夏でなければ見られない光景やイベントもあります。暑さと人混みを上手に避けながら、真夏に旅をしてみるのも一興かもしれませんね(笑)