旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

「全国神社お参り旅」金刀比羅宮~香川県琴平町

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金刀比羅宮本宮

今回の「全国神社お参り旅」では、香川県琴平町金刀比羅宮を参拝いたします。

金刀比羅宮と言えば「金毘羅(こんぴら)船々 追い手に帆かけてシュラシュシュシュ」の民謡で知られ、全国でも屈指の知名度を持つ神社です。本州からだと、瀬戸大橋を渡り、土讃線四国山地に向かっていく手前に琴平駅があります。

御祭神は大物主神(オオモノヌシノカミ)です。古事記によると、この神様は海のかなたから「自分を祀るように」とやって来られたといい、その由緒から金刀比羅宮は海運安全の神様として多くの人々の信仰を集めてきました。

金刀比羅宮のお参りで避けて通れないのが、延々と続く石段です。御本宮までは785段を登らねばならず、参道の店で杖をレンタルする人もいます。その先の奥社へは、さらに石段を登るという「苦行」ですが、一生に一度は参拝しておきたいものですね。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.konpira.or.jp

 

 

「全国神社お参り旅」湯島天神~東京都文京区

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湯島天神

今回の「全国神社お参り旅」では、東京都文京区の湯島天神を参拝いたします。

JRの御徒町駅から西へ5分ほど歩くと、少し小高い丘に神社の境内があります。徳川家康が江戸に幕府を開いたこともあり、江戸時代に徳川幕府の厚い信仰を受けていただけでなく、江戸庶民の心のよりどころにもなっていました。

御祭神は菅原道真公と天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)です。菅原道真公ですので、言うまでもなく学問の神様として崇敬され、初詣や受験シーズンにはたくさんの子供たちや親子、学生らがお参りに訪れています。

私事で恐縮ですが、6月から資格取得と就職を目指して職業訓練をスタートしました。新型コロナがなければ、天神さまに学問成就の祈願をするところですが、それもままならない状況・・・なので、ブログ上で湯島天神に祈願させていただきました。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.yushimatenjin.or.jp

 

 

「全国神社お参り旅」天橋立神社~京都府宮津市

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橋立明神の磯清水

今回の「全国神社お参り旅」では、京都府宮津市天橋立神社(橋立明神)を参拝いたします。

宮城の松島、広島の宮島と並ぶ日本三景の一つ「天橋立」は、海を分け隔てる細長い砂州が続く絶景スポットで、多くの観光客でにぎわいます。天橋立駅側から砂州に入って間もなく、小さな鳥居が見えてきますが、これが橋立明神です。

御祭神と言っていいのかは分かりませんが、神社で祀られているのは八大龍王という仏法を守護する龍の王様です。天橋立には龍にまつわる伝説をはじめ、太古のロマンや長い歴史を感じさせる逸話が残されています。

神社の近くには「磯清水」という井戸があり、海に囲まれた地形にもかかわらず真水が湧き出るという不思議な場所で、日本百名水の一つに数えられています。お参りの際には磯清水でお清めをするのが習わしだそうです。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.amanohashidate.jp

 

「全国神社お参り旅」歓喜神社~和歌山県白浜町

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歓喜神社

今回の「全国神社お参り旅」では、和歌山県白浜町歓喜神社を参拝いたします。

和歌山県を代表する観光地・南紀白浜は、昭和の時代に新婚旅行先として人気がありました。明るい南国のイメージがある白浜町に、ちょっとディープな「大人のスポット」があることをご存知でしょうか。それが歓喜神社なのです。

歓喜神社は、正確には阪田神社と呼ばれ、伊邪那岐命伊邪那美命を祀っています。昭和30年の阪田山での発掘調査で、女性と男性の性器をモチーフにした遺跡が見つかったことから、当地に神社を建立したそうです。

歓喜神社に併設する白浜美術館は、男神女神結合像やラマ教尊像、密教仏像などの珍しい彫刻が展示されており、とくに男神女神結合像はかなりレア、かつリアル。いつの時代にも子孫繁栄を願う気持ちには変わりがないことを物語っています。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

 

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「全国神社お参り旅」松陰神社~東京都世田谷区

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松陰神社(東京都世田谷区)

今回の「全国神社お参り旅」では、東京都世田谷区の松陰神社を参拝いたします。

松陰神社は、東京の下町風情の中を走る東急世田谷線松陰神社前駅から徒歩数分のところにあります。昭和の雰囲気を漂わせる商店街の中を歩いていくと、やや広々とした境内が現れ、都会の街なかとは思えない静けさを感じさせてくれます。

幕末の志士であり、教育者として知られる吉田松陰を祀っており、御祭神は松陰先生です。安政の大獄で若き命を散らした松陰は、出身の長州藩だけでなく、多くの偉人たちに影響を与えました。神社は毛利家の別邸に建てられています。

境内の一角には、松陰門下の教育の場である「松下村塾」があります。山口県萩市に本物の松下村塾があり、こちらは模造した建物ですが、まるで本当にこの場所で松陰が教えたかのように、凛としたたたずまいをしています。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
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www.shoinjinja.org

[新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観」

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「全国神社お参り旅」諏訪大社下社秋宮~長野県下諏訪町

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諏訪大社秋宮神楽殿

今回の「全国神社お参り旅」では、長野県下諏訪町諏訪大社下社秋宮を参拝いたします。

諏訪大社は上社と下社に分かれており、さらに上社には本宮と前宮、下社には秋宮と春宮がそれぞれあります。下社秋宮は下諏訪駅から徒歩10分ほどで、八幡坂という坂道を上ったところに広々とした境内を持つ神社です。

諏訪大社の御祭神は、上社が建御名方神 (たけみなかたのかみ)、下社が八坂刀売神 (やさかとめのかみ)とされ、諏訪湖が結氷した後に見られる「御渡り」は、上社の男神が下社の女神の元に通われた跡とされています。

諏訪大社最大の祭りが「御柱祭」で、2022年が祭りの年にあたります。新型コロナウイルス感染予防のため、祭りに関わる諸行事も大幅に縮小されていますが、諏訪に住む者として、本祭りはぜひ賑やかに楽しく出来たらいいなと願っています。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

suwataisha.or.jp

 

「全国神社お参り旅」伊勢神宮(外宮)~三重県伊勢市

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伊勢神宮外宮

今回の「全国神社お参り旅」では、三重県伊勢市伊勢神宮外宮を参拝いたします。

このカテゴリーの第1回目でご紹介した伊勢神宮内宮と合わせて参拝されることが多い外宮。JRや近鉄伊勢市駅から徒歩5分のところにあり、JRを利用する場合は外宮から内宮へと向かう方も多いと思います。これが正式ルートだそうです。

内宮の御祭神は天照大御神ですが、そのお食事をつかさどる神様を迎えたのが外宮の御祭神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)でした。人にとって最も大切な「食」の神様であり、衣食住や産業振興の守護神とされています。

内宮、外宮ともに20年に1度、社殿を建て替える式年遷宮の儀式があり、2013年が遷宮の年にあたりました。この年の竣工前に参拝させていただき、建て替えられる前と後の社殿をそれぞれ見せていただいたのが、いい思い出になっています。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.isejingu.or.jp

「全国神社お参り旅」伊勢神宮内宮のブログ

mykeloz-hitoritabi.hatenablog.com