旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

「全国神社お参り旅」大國魂神社~東京都府中市

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今回の「全国神社お参り旅」では、東京都府中市大國魂神社を参拝いたします。

大國魂神社のある府中市は、かつて武蔵の国の国府があったところで、神社は武蔵の守り神として信仰されてきました。住宅街の中にあり、私が訪れた当時(2004年)は一本桜が見事な花を付けていたのを記憶しています。

御祭神は大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)で、起源は約2000年前の景行天皇の時代までさかのぼるそうです。5月の例大祭は明かりを消して闇夜の中で執り行われることから「くらやみ祭」と呼ばれています。

この神社は新選組近藤勇とも関係が深く、近藤が天然理心流4代目の襲名披露の試合を境内で行いました。総大将は近藤で、沖田総司が鐘、井上源三郎が太鼓を叩いたそうです。土方歳三らも試合に加わっていたようで、その時の様子が目に浮かびます。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

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