今回の「全国神社お参り旅」では、鳥取県境港市の妖怪神社を参拝いたします。
「ゲゲゲの鬼太郎」など妖怪漫画の第一人者である水木しげるさんの故郷・境港市は、妖怪のまちとして知られ、鬼太郎などのブロンズ像を見ながらそぞろ歩きをするだけで楽しくなります。その一角に妖怪神社があります。
御神体は黒御影石と樹齢300年のケヤキ。神社は2000年1月1日に創建され、水木さん本人によって入魂されたといいます。水木さんが、黒御影石に「目玉を付けたらどうか」と指し示したところがポロリと剥がれ落ちた、との逸話があるそうです。
まちおこしの一環として創建された神社とはいえ、妖怪たちに思いを巡らせ、参拝する人も多いとか。注目されているアマビエも水木さんが描くキャラの一体ですので、ブログ上で「疫病(新型コロナ)退散」を祈願したいと思います。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞