旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

「全国神社お参り旅」特別編~諏訪地域の神社の小宮祭

全国神社お参り旅の特別編として、諏訪地域の神社で行われている小宮祭についてご紹介します。

2022年の春、諏訪大社御柱祭が行われました。コロナ禍で、山出しが車両運搬となってしまいましたが、里曳きでは氏子が総力を結集して御柱を曳き、上社、下社で16本の建御柱も無事にご奉仕できました。

地域住民にとっては、地元にある神社や氏神様の御柱祭も大切な行事で、これらを小宮祭と呼んでいます。ほとんどの地区が秋に小宮祭を行い、9月中旬から10月にかけてがピークとなります。

私も地元の小宮祭で、初めて曳行役員として参加しています。諏訪大社に比べれば小ぢんまりとしていますが、その分、子供からお年寄りまで地区の氏子がだれでも参加でき、和気あいあいとした雰囲気の中で行われます。

前回16年の御柱年では、小宮祭も観光誘客のツールにしようと、一部の小宮祭に観光客が参加していましたが、今回はコロナ禍でそれはできません。地域の皆さんは、いろいろな思いを込めながらお祭りに臨んでいるのだと思います。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

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