旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

「全国神社お参り旅」神田明神~東京都千代田区

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神田明神

今回の「全国神社お参り旅」では、東京都千代田区神田明神を参拝いたします。

江戸庶民の心のよりどころの一つであり、商売繁盛の祈願としても知られる神田明神は、御茶ノ水秋葉原の中間に位置し、いつもの年なら多くの初詣客でにぎわった神社です。私も2016年にお参りさせていただきました。

御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、すなわち「だいこくさま」です。また、三之宮に鎮座されているのが平将門公。平安時代に関東独立を目指した人物で、この地方では民衆の味方として厚く崇敬されてきました。

神田明神は、電脳都市・秋葉原に近いことから「IT守護安全御守」を授かれます。ITという先端技術を駆使する人々にとっても、昔からの「神頼み」「神様への誓い」は大事なことなんだなあと実感させられます(笑)

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.kandamyoujin.or.jp

神田明神のこころ

神田明神のこころ

 

 

「全国神社お参り旅」太宰府天満宮~福岡県太宰府市

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太宰府天満宮

今回の「全国神社お参り旅」では、福岡県太宰府市太宰府天満宮を参拝いたします。

「学問の神様」として親しまれている天神さまの総本宮が、太宰府天満宮です。平安時代に、類まれなる人材として朝廷に仕えていた菅原道真公のご墓所に社殿が建てられ、長く人々の崇敬を集めてきました。

御祭神は、言うまでもなく菅原道真です。「学問・至誠・厄除けの神様」であり、とりわけ受験シーズンになると、多くの受験生や親が合格祈願に訪れます。ちなみに私は、友人たちとの厄払い旅行で参拝いたしました。

境内には、道真公がこよなく愛した梅が植えられ、これから春先にかけて見ごろを迎えます。参道には、花をモチーフにした「梅ケ枝餅」を製造販売する店が並んでおり、参拝の帰りにはぜひ味わいたいですね(笑)

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.dazaifutenmangu.or.jp 

天神様の正体: 菅原道真の生涯 (歴史文化ライブラリー)
 

 

「全国神社お参り旅」諏訪大社上社本宮~長野県諏訪市

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上社本宮と御柱

今回の「全国神社お参り旅」では、長野県諏訪市諏訪大社上社本宮を参拝いたします。

私にとっては地元となる諏訪大社は、上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮の4つの神社から成り立ちます。上社本宮は広い駐車場が整備されており、時期にかかわらず多くの参拝者が訪れています。

御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)で、全国各地にある諏訪神社の総本山として厚い信仰を受けています。6年ごとに行われる御柱祭は、木落しや川越し、建御柱といった見どころが豊富な祭りで、次回は2022年の予定です。

真冬の住民の関心事は諏訪湖御神渡りで、全面結氷した諏訪湖の氷が盛り上がる現象を「上社の男神が下社の女神にお通いになった跡」として、神秘とロマンをかりたてています。今年は御神渡りの拝観が出来るでしょうか?

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

suwataisha.or.jp

 

 

「全国神社お参り旅」身曾岐神社~山梨県北杜市

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身曾岐神社能舞台

本年の「全国神社お参り旅」第1弾は、先日初詣に訪れた山梨県北杜市身曾岐(みそぎ)神社を参拝いたします。

身曾岐神社八ヶ岳山麓の高原地帯にあります。身曾岐という漢字は当て字とのことで、音読みの「みそぎ」とは「禊」、すなわち「きれいになること」。お参りの祓詞でも、イザナギノミコトが祓いや穢れを「みそぎ」で清めたとあります。

御祭神は天照大神と井上正鐵(まさかね)翁です。井上翁は江戸時代後期の方で、神道中興の祖と言われています。天地自然を教典とし、古神道の奥義である「みそぎ」の行法を伝えたといいます。神社では火と水に関わる神事を執り行っています。

居住する諏訪地方に隣接しており、神社の名は以前から知っていました。新型コロナウイルスが蔓延している時だからこそ、自らの身を清める「みそぎ」が必要だと感じたのです。参拝時には「祓詞」を唱えさせていただき、コロナ終息を願いました。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.misogi.jp

眠れなくなるほど面白い 図解 神道

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11か月ぶりの県境越えで幕開け

2021年が幕を開けました。今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

毎年東京などへ初詣に出かけていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で断念しました。それでも、訪れたことのない神社でお参りしたいと考え、先日、隣県の山梨県北杜市の身曾岐(みそぎ)神社を参拝しました。

諏訪地方にある自宅からは所要時間約1時間半という近距離ですが、長野県から外に出たのは実に11か月ぶり。旅道楽あるいは飲み歩き道楽を自負している身にとって、これだけのブランクは初めての経験です。

県境にある「山梨県」の標識を見た時、「ようやく一歩踏み出せたなあ」と感慨深くなりました。普段なら「生活圏の延長線上」にある行程なのですが、まるで遠方からはるばるドライブしてきたような気持ちになったものです。

新型コロナの猛威は、首都圏の緊急事態宣言発令という事態にまで進み、いまだに終息の見通しは立っていません。今年も厳しい1年になるだろうと覚悟していますが、何とか「ひとり旅」を実現させたい、させてほしいと願っています。

身曾岐神社については、後日「全国神社お参り旅」で改めて書かせていただきます。

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ひとり旅受難の年を振り返って

年末というと、1年間の旅行を振り返ってランキングする「旅のトピックス」を恒例行事としてまとめています。しかし、2020年のトピックスは作れません。

今年の唯一のひとり旅は1月の「関東地方初詣旅行」。2月の「岐阜 明智光秀紀行と名古屋競馬」のリフレッシュレジャーを含めても、たった2回だけ。これではランキングになりません(苦笑)

すべては新型コロナウイルスの影響です。22年1月の還暦までに複数の旅行目標を立てていましたが、今年ひとり旅ができなかったことで実現が難しくなり、7月に断腸の思いで計画を白紙にしました。

今年は辛うじて、ひとり旅が1回だけでもできました。新型コロナはいまだに猛威を振るっており、21年は旅の計画すら立てられない状況です。「旅道楽」の私には、先行きの見えないトンネルが続きます。

それでも、21年は旅や飲み歩きとは別に、新たなチャレンジに向かう年になります。新型コロナに気をつけながら、負けずに頑張っていきます!

1年間、当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。マイケルオズ

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初詣の旅で見かけた鹿島臨海鉄道のユニークな車両

「全国神社お参り旅」大神神社~奈良県桜井市

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大神神社

今回の「全国神社お参り旅」では、奈良県桜井市大神神社(おおみわじんじゃ)を参拝いたします。

古代ロマンが広がる「山の辺の道」の最も南にあり、日本最古の神社と言われています。背後にそびえ立つ三輪山に御祭神・大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が祀られているため、本殿はなく、拝殿から山に向かってお参りします。

古来から三輪山は禁足の地とされていましたが、近年では特別に許可を受ければ登っての参拝ができます。ただし、飲食も写真撮影も禁止され、山道も険しいとのことなので、気を引き締めて登山しなければなりません。

拝殿の奥には三ツ鳥居があり、その先は神職でさえも立ち入れないといいます。また、神社の境内にある大きな杉の木の近くに卵がお供えされていますが、これは御祭神の化身である白蛇が棲(す)まわれているため、好物を供えているそうです。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

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