今回の「全国神社お参り旅」では、東京都千代田区の神田明神を参拝いたします。
江戸庶民の心のよりどころの一つであり、商売繁盛の祈願としても知られる神田明神は、御茶ノ水と秋葉原の中間に位置し、いつもの年なら多くの初詣客でにぎわった神社です。私も2016年にお参りさせていただきました。
御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、すなわち「だいこくさま」です。また、三之宮に鎮座されているのが平将門公。平安時代に関東独立を目指した人物で、この地方では民衆の味方として厚く崇敬されてきました。
神田明神は、電脳都市・秋葉原に近いことから「IT守護安全御守」を授かれます。ITという先端技術を駆使する人々にとっても、昔からの「神頼み」「神様への誓い」は大事なことなんだなあと実感させられます(笑)
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞