今回の「全国神社お参り旅」では、大阪市中央区の少彦名神社を参拝いたします。
地下鉄堺筋線の北浜駅から歩いてすぐのところにある少彦名神社。周囲をビルに囲まれている狭いスペースの神社ですが、この界隈はかつて薬種問屋が多く集まっており、その頃から「神農さま」の愛称で親しまれています。
「神農さま」の由来となった炎帝神農(えんていしんのう)を祀っていたそうですが、江戸時代中期に薬関係のご加護にあやかって少彦名命(すくなひこなのみこと)を合祀。日本医薬総鎮守として厚い信仰を受けてきました。
薬の神様なので家内安全や無病息災のご利益があり、とりわけ新型コロナウイルスなど厄病退散の願掛けをする人も多いでしょう。神社の入り口には「くすりの道修町資料館」がありますので、参拝後に見学してみてはいかがでしょうか。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
★ひとり旅のヒントやアドバイス、全国各地の見どころなどをご案内!
旅道楽オヤジのひとり旅応援サイト「旅道楽ノススメ」→ぜひご覧ください
全国神社お参り旅のコラムが、旅ガイドに再編集して掲載中!