旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

「全国神社お参り旅」御袖天満宮~広島県尾道市

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今回の「全国神社お参り旅」では、広島県尾道市御袖天満宮を参拝いたします。

私にとって尾道は、もう一度行ってみたい旅先のトップ3に数えられるところです。瀬戸内海や行き交う渡船の風景、坂道や階段が多く、まるで迷い込んだかのような小路など見どころ満載。そんな街なかに御袖天満宮があります。

天満宮ですので、御祭神は菅原道真。由緒によると、道真公が太宰府に向かわれる際、この地での歓待のお礼に自分の衣の片袖を裁ち、姿を描き与えたそうです。学問の神様であることは言うまでもありませんが、縁結びで訪れる人も多いといいます。

この神社は、尾道出身の大林宣彦監督の映画「転校生」で、主人公の男女の体と心が入れ替わってしまうという重要なシーンの舞台として知られています。大林監督の尾道三部作ロケ地巡りでは絶対欠かせないスポットですね。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

misodetenmangu.or.jp

「転校生」の舞台を歩く(私のホームページより)

www.lcv.ne.jp

 

まん延防止等重点措置と諏訪湖の結氷

ついに長野県にも「まん延防止等重点措置」が適用されました。この措置については、いろいろと言いたいことがありますが、当ブログはそれを論評する場ではありませんのでやめておきます(苦笑)

この措置により、他都道府県との往来は原則自粛が求められますし、長野県に来ていただくこともできません。私の身で言えば、自分の居住エリア以外に出かけることすら、原則出来なくなりました。旅行や飲み歩きなど論外です。

ところで、たびたび全面結氷していた諏訪湖ですが、ここ数日は日中の陽気などもあって結氷部分がどんどん縮小されています。1月中旬には4年ぶりの「御神渡り」も期待したのですが、かなり厳しい状況にあると言えるでしょう。

諏訪湖の解氷と時を同じくして、長野県へのまん延防止等重点措置の適用。これは偶然の一致というよりも、御神渡り目当てで多くの観光客が諏訪に押し寄せないよう、神様が「待った」をかけられたのではないかと、私は思うのです。

感染拡大はもとより、今のままの感染レベルが続けば、春の御柱祭にも重大な影響を及ぼしてしまいます。みんなで辛抱しながら乗り切りたいですね。

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2018年の御神渡り

 

「全国神社お参り旅」諏訪大社下社春宮~長野県下諏訪町

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今回の「全国神社お参り旅」では、長野県下諏訪町諏訪大社下社春宮を参拝いたします。

諏訪大社下社には先週の土曜日、初詣に出かけました。下社は秋宮と春宮があり、大勢の参拝客が訪れるのは秋宮ですが、春宮の方も近くにある万治の石仏などとともに、最近では人気のスポットになっているようです。

諏訪大社の御祭神は、上社が建御名方神 (たけみなかたのかみ)、下社が八坂刀売神 (やさかとめのかみ)とされ、この冬に期待されている御神渡りは、上社の男神が下社の女神のもとに通われた跡とされています。

今年春の御柱祭新型コロナウイルスの影響で、氏子であっても曳行に参加できない方が大勢いると思われます。観光客は祭りそのものを見物することすら制限されるでしょう。少しでも感染が収まって、一人でも多くの氏子が参加できるよう願います。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

suwataisha.or.jp

「全国神社お参り旅」鼻顔稲荷神社~長野県佐久市

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今回の「全国神社お参り旅」では、長野県佐久市の鼻顔稲荷神社を参拝いたします。

昨年から、ひとり旅の代わりに長野県内のドライブを重ねてきました。県内は知っているようで実はあまり知らないところが多く、今回紹介する鼻顔稲荷神社も佐久方面に出かけようと計画した際、初めて耳にした神社でした。

戦国時代に京都の伏見稲荷大社から分霊されたのが始まりとされ、御祭神は宇迦乃御魂命(ウカノミタマノミコト)です。日本五大稲荷の一つといい、五穀豊穣、家内安全、交通安全、進学成就などのご利益を求め、多くの参拝者が訪れています。

神社は、千曲川支流の湯川沿いの崖上にあり、建物は京都の清水寺と同じ懸崖造りになっています。樹木が生い茂っているため、上からの眺めも下からの景観もあまりよくありませんが、朱色の建物が周囲の緑とマッチしています。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

佐久市観光協会の神社紹介ページ

www.sakukankou.jp

「全国神社お参り旅」生島足島神社~長野県上田市

あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
新型コロナの影響で、まだまだ旅行が出来ない感じですが、今年こそ疫病退散の願いを込めながら、「全国神社お参り旅」からブログをスタートいたします

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今回の「全国神社お参り旅」では、長野県上田市生島足島神社を参拝いたします。

昨年秋からの長野県内ドライブでは、今まで地元に居ながら訪れたことがない神社を巡ることができています。生島足島神社もその一つで、上田駅から上田交通別所線で下之郷駅を下車して、すぐのところにある神社です。

御祭神は生島大神足島大神で、万物に生命力と満足を与える神だそうです。この神社は、私の地元にある諏訪大社とゆかりが深く、建御名方富命が立ち寄った際、二神に粥を献じたとの由緒があります。今年は御柱祭も挙行されるようです。

境内には池があり、神島と呼ばれる島の中に御本社があります。また、本社と向かい合ったところには、真田信幸が寄進した摂社・諏訪神社が鎮座しています。今回は参拝だけでしたが、次回は別所線で列車旅をしながら訪れたいですね(笑)

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.ikushimatarushima.com

2021年ラストドライブ、旧安曇村行き

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奈川渡ダム

 

2021年は、ついに一度もひとり旅ができませんでしたし、飲み歩き道楽にも行かれませんでした。非常に残念ですが仕方ありません。その代わり、少しでもリフレッシュになればと、9月から長野県内の日帰りドライブを実行してきました。

先日、本年ラストのドライブとして旧安曇村松本市)へ足を伸ばしました。安房峠方面と奈川方面との分岐にある奈川渡ダムが目的地です。国道158号線は若い頃から何度も走って来た道ですが、ダムに立ち寄るのはおそらく初めてでした。

梓川にかかるダムで最も大きい奈川渡ダムには初冬の雰囲気が漂い、時折湖面や谷から冷たい強風が吹きつけ、人気のない周囲とも相まって一層寒々しさを感じたものです。たもとにあるテプコ館も東日本大震災後に閉館されていました。

近くの道の駅「風穴の里」で、昼食に山菜そばとワサビコロッケをいただき、温かいそばはホッと一息つけます。何かお土産でもと思ったのですが、近隣なのでなかなか手が出ないのがいつも同じパターン(笑) 昼食のみで道の駅を後にしたのです。

 

新型コロナウイルスの感染拡大は、年の瀬に入って新たな局面になりつつあります。おそらく2022年も新型コロナのため、旅行も飲み歩きも出来ないでしょう。せめて、県内のドライブくらいは続けていきたいと考えております。

皆様、よいお年をお迎えください!

「全国神社お参り旅」高千穂神社~宮崎県高千穂町

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今回の「全国神社お参り旅」では、宮崎県高千穂町高千穂神社を参拝いたします。

高千穂町は神話のふるさとと言われ、神話に登場する場所とされる史跡が点在し、多くの観光客が歴史ロマンを堪能しています。全国神社お参り旅でも以前、天岩戸神社を紹介いたしましたが、高千穂神社高千穂峡の近くにあります。

御祭神は高千穂皇神(たかちほすめがみ)として総称される瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花開耶姫命(このはなさくやひめ)など複数の神です。また、神武天皇の兄神が荒ぶる鬼を退治したという話も伝わっています。

境内には、源頼朝の家臣が植えたという夫婦杉があり、神前で結婚式を挙げた新郎新婦が杉の周りを3回回ると、縁結び、家内安全、子孫繁栄の願いがかなうそうです。神話の里での結婚式は、一生の思い出になるでしょうね。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

takachiho-kanko.info