今回の「全国神社お参り旅」では、栃木県小山市の須賀神社を参拝いたします。
JR小山駅の西口から徒歩10分ほど歩いた住宅街の中に、ひときわ立派な鳥居が見えてきます。ここが須賀神社です。関ケ原の合戦前の小山評定の場所だったとされ、徳川家康ともゆかりの深い神社です。
創建は平安時代の天慶3年（940）で、京都の祇園社（八坂神社）から御分霊を勧請してまつったとされ、地域の方から「祇園さん」と呼ばれています。御祭神は素盞鳴命、大己貴命（大国主神）、誉田別命の３神です。
毎年７月には祇園祭が行われ、令和に新調された宮神輿などが小山市街地を練り歩き、小山の夏の風物詩に。また、江戸時代初期作の朱神輿（あかみこし）が奉納されており、神社の社宝になっています。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
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