今回の「全国神社お参り旅」では、群馬県前橋市の前橋東照宮を参拝いたします。
前橋市にある群馬県庁は、元日のニューイヤー駅伝のスタート、ゴール地点として駅伝ファンならば誰もが知っている有名な場所です。県庁から北へ10分ほど歩いたところに前橋公園があり、その一角に前橋東照宮が鎮座しています。
創建したのは結城秀康の子で越前勝山城主だった松平直基で、もちろん御祭神である祖父の徳川家康公を神君として祀ったのが始まり。結城松平家は江戸時代に転封を繰り返したのち、江戸後期に前橋藩主となりました。
前橋城があった県庁から公園に至る一帯は、西側を流れる利根川の氾濫で被害を受けていました。城の復興で避難先だった川越藩から戻った松平家によって、神社も現在地に鎮座され、前橋の人々の心のよりどころとして厚く信仰されています。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
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全国神社お参り旅のコラムが、旅ガイドに再編集して掲載中!