今回の「全国神社お参り旅」では、長野県伊那市高遠の鉾持(ほこじ)神社を参拝いたします。
伊那市街地から東へ車で約30分のところにある高遠は、戦国から江戸時代を通して城下町として繁栄し、現在の高遠城址公園はタカトオコヒガンザクラの名所として、春はたくさんの観光客が訪れています。
高遠の街並みを一望する高台にあるのが鉾持神社で、養老5年(721)に創建されたと伝わる由緒ある神社。御祭神は伊豆権現、箱根権現、三島明神の三神で、歴代の高遠城主や高遠藩主によって厚く崇敬されてきました。
鉾持神社を参拝するためには、321段ある急な石段を上らなければなりません。健脚の方でもなかなか大変な難行苦行ではありますが、苦労しながらたどり着いた本殿でお参りすれば、きっとご利益に恵まれることでしょう。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
伊那谷観光局の鉾持神社紹介ページ
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