今回の「全国神社お参り旅」では、宮城県塩釜市の鹽竈(しおがま)神社を参拝いたします。
塩釜市は、日本三景の観光名所「松島」から近く、日本有数の鮨どころとしても知られています。鹽竈神社は市内の高台にあり、俳人の松尾芭蕉は神社を参拝してから船で松島へ向かったと、奥の細道で記しています。
鹽竈神社の正面社殿には、左宮に武甕槌神(たけみかづちのかみ)、右宮に経津主神(ふつぬしのかみ)が祀られ、右隣の別宮に主祭神の鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)を祀っています。さらに隣には志波彦神社があります。
国府の多賀城があった奈良時代には創建されていたとされる由緒ある神社で、陸奥国一之宮として厚い信仰を集めていました。境内に船の碇も置かれているなど、海上交通の安全無事を祈る神社らしさを見せてくれます。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
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