旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

分杭峠越えで大鹿村まで行ってきました

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中央構造線北川露頭

大鹿歌舞伎」で有名な長野県大鹿村南アルプス伊那谷の山地に囲まれた村で、車でのアクセスもなかなかたいへんなところです。昨日、16年ぶりに大鹿村までドライブに出かけてきました。結構疲れました(笑)

今回は高遠城址公園紅葉狩りが目的でしたが、残念ながら紅葉にはまだ早かったため、少し足を伸ばしてみようと思ったのです。高遠から長谷経由で大鹿村に行く国道152号線は、中澤峠と分杭峠という難所を通らねばなりません。

この国道は、大断層「中央構造線」に沿った形で南北に走っています。分杭峠から下りに入って間もなく、中央構造線が地上で見られる北川露頭に到着します。巨大断層を間近で見られる珍しい場所で、国の天然記念物です。

山の中の何もない場所ですが、駐車場もきれいに整備されており、以前に比べて訪れる人も多かった気がします。最も、ほとんどの人は大鹿村方面から上ってきたと思われ、私のように分杭峠越えする人はあまりいないようですね。

大鹿村内には中央構造線博物館があり、北川露頭の剥離標本が展示されています。さらに南下し、飯田市上村との境近くには安康露頭もありますが、残念ながら道路が通行止めになっていたため、今回は見学できませんでした。