1年前の2019年6月に宮崎県をひとり旅しました。その思い出話を振り返り、宮崎の旅シリーズとして連載していきます。
まずは、旅のスタートを飾った観光列車「海幸山幸」号です。この列車は、日南線の宮崎駅-南郷駅を往復しており、飫肥杉を使ったデザインの車体はなかなかお洒落。ゆったりとした車内でくつろぎながら、観光目的地に向かえます。
アテンダントが乗車しており、車内販売をはじめ、記念撮影のお手伝い、さらには列車の呼び名となった神話の「海幸山幸」の紙芝居も上演します。日南線は太平洋沿いを走る場所もあり、撮影スポットでは徐行運転をしてくれました。
座席がゆったりしているので、とてもリラックスできるのが特徴。地ビール「太陽のラガービール」を販売しており、当然ですが一杯いただきます。おつまみには、飫肥駅で「おび天」を購入するつもりでいます(笑)
飫肥駅では10分間の停車時間があり、飫肥城下祭り「泰平踊り」の装束姿の方が乗客をお出迎えして下さいました。駅舎の外では、近くの保育園児たちが並び、列車の発着時には元気に手を振ってくれ、心が和みましたね。(つづく)