北海道に直近で訪れてから、早くも8年が経ってしまいました。2012年の初夏に留萌地方を旅行したのですが、真夏並みの暑さとなったことを思い出します。そして、この旅行でのもう一つの思い出が、留萌で飲んだ夜の事です。
飲み歩きの締めくくりに立ち寄ったのが、市内でも珍しいショットバー。ご夫婦で経営されており、先客は男性一人だけ。最初は静かな雰囲気で飲んでいたのですが、やがて常連さんと思われる人が続々来店し、徐々ににぎやかになってきました。
ひょんなことから私が旅行者だと知れ、常連さんたちから「どうして留萌に来たのか」「どうやってこの店を知ったのか」など、矢継ぎ早に質問を浴びせられました。地元の方々と触れ合うのも旅の楽しみなので、気分よくペラペラしゃべっていた気がします。
常連さんには、観光土産品店のスタッフ、市議会議員、学校の先生、さらに観光協会長さんまでおり、しこたま飲んで店を出る際には、皆さんから拍手をいただくほど。いつしか、飲み会の主役に祭り上げられ、愉快な夜が過ぎていきました。