旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

大河ドラマを旅する~2004年「新選組!」沖田総司療養の地・浅草

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今戸神社

新型コロナウイルスの話題ばかりでは滅入るので、久しぶりに大河ドラマを旅する「新選組!」シリーズを書きます。今回登場するのは、新選組の一番隊長と言われた沖田総司と、そのゆかりの地・東京浅草についてです。

沖田総司は、新選組の中で最も人気のある人物です。近藤勇の刑死や土方歳三の戦死ではなく、結核に冒されて若き生涯を閉じたという人生が悲哀を呼び、そこに美剣士伝説も加わって、沖田総司を不動の人気者に押し上げたと言えます。

残念ながら沖田は、戊辰戦争で辣腕を振るえませんでした。病気が悪化し、隊士として活動できず、江戸に戻ってからは松本良順の元で療養していたからです。その場所が浅草の今戸神社近くにあったといいます。

今戸神社は、浅草寺仲見世など賑やかな浅草界隈から少し離れたところにあり、静かな下町の情緒漂う雰囲気です。境内には「招き猫」がたくさん飾られており、商売繁盛や幸運を願う人たちが参拝に訪れています。