旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

大河ドラマを旅する~2004年「新選組!」~東京都文京区

f:id:mykeloz:20200223160515j:plain

伝通院(2004年)

大河ドラマにちなんで、年間通して複数回のひとり旅をしたドラマの一つが2004年の「新選組!」でした。幕末の京都を震撼させた佐幕派集団で、近藤勇土方歳三沖田総司は今でも人気があります。

新選組!」の脚本は三谷幸喜さんが手がけ、どちらかというと幕末の暗の歴史で語られる新選組を、若者たちの群像劇に仕立てました。近藤ら主役級だけでなく、端役にも丁寧な人物像を与えたのが印象的です。

さて、新選組といえば、その飛躍のきっかけを作ったのが浪士組。幕府は、京都の治安維持を浪士たちにやらせようと、将軍家菩提寺である伝通院(文京区)に希望者を集めました。その中に、近藤、土方、沖田らの一団がいたのです。

伝通院はかなり広い境内を持っていますが、そこが浪士たちで埋まったとも言われています。寺の一角には、浪士組結成を献策した清川八郎の墓もあり、ここがまさしく、新選組の発端となった地であることを印象付けてくれます。

※しばらくは「新選組!」の旅をシリーズとして、書いていきたいと思います。