2000年11月の旅は、下関市と北九州市を観光しました。前回のブログでは、門司港へ高速船で渡ったという話を書きましたが、今度は門司港から下関に向かう別の方法について紹介します。
その方法とは「徒歩」で渡ること。もちろん、海上を歩くわけではなく(笑)、歩行者と原付・自転車専用の「人道トンネル」が設けられているのです。780メートルあり、歩いた場合約15分ほどで対岸に出ることができます。
もちろんトンネルなので、周囲の景観を見ることは出来ませんし、海峡の真下を歩くため、中心部までは下り、そこから上るというパターン。中心部には山口県と福岡県の県境を示すラインも引かれており、記念撮影をする人も多いです。
エレベーターで下関側の出口から地上に出てみて、ようやく海峡を渡ったんだなあと実感します。その下関側出口の目の前には源平合戦で有名な壇ノ浦が広がります。平安末期の当時の人々は海峡を歩いて渡るとは想像もつかなかったでしょうね(笑)。