旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

初めてのひとり旅に出発するぞ!(その2)1992年6月

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気仙沼駅前(1992年)

 そもそも、どうして気仙沼市を旅先として選定したのでしょうか?。当時に日記を見ても、気仙沼市そのものに特別な思いがあったわけではありません。私の旅は時刻表を基本にプランを立てていくので、東北新幹線とのアクセスを考慮するなかで適度な距離感があったことが決め手になったのではと思います。

 ちょうど駅近くにビジネスホテルがあって宿泊の確保ができ、周辺には巨釜半造という海岸の景勝地もあることも分かりました。アクセスという点では、東北新幹線一ノ関駅から大船渡線気仙沼に直行でき、気仙沼からも気仙沼線景勝地・松島まで行けるため、1泊旅行のルートとしてもちょうどよかったのです。

 そんな感じで、非常に大ざっぱなプランを持って気仙沼市への旅に出かけることになりました。記念すべき初のひとり旅です。当時の日記に「海を見ながらリフレッシュして、明日への活力にしたい」と書いています。リフレッシュするという思いは、回数を積み重ねてきた今も全く変わりありません。

  気仙沼市といえば、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けました。初めてひとり旅に訪れた地だったので非常に胸の痛い思いがしました。ひとり旅では大自然の素晴らしさと海の幸を堪能させてもらいました。この旅行以来、足を踏み入れていませんが、近いうちに再来訪したいと考えています。(この項おわり)